Jリーグ

Jリーグ、選手契約の裏側。勝利給が明らかに?トップを争うクラブだと…

Jリーグの試合球 写真:Getty Images

 2月23日~24日に2024シーズン明治安田Jリーグが開幕する。プレーする選手はJ3の一部を除き、基本的にはクラブとプロ契約を結んでいる。契約はC、B、Aの3段階に分かれており、J1の平均年俸は約3500万円だ。選手が受け取る給料は、固定給に加え勝利給や出場給、リーグやカップ戦の成績に応じて支給されるボーナスがある。そんな中、某クラブから選手が受け取る勝利給の金額が明らかとなった。

 現役選手と多く繋がりがあるサッカー関係者によると、とあるクラブの勝利給は1試合で約60万円だという。この金額はリーグの中でも1位、2位を争うとのこと。また、別の関係者によると、アマチュア契約選手も所属している別のクラブは、数年前の勝利給が1試合数千円だったようだ。ほかにも、複数の関係者によると、選手が受け取る年俸はメディアで報道される額よりも高いケースが多いという。

 なお、クラブとの契約更改に関しては、シーズン終了後に選手と強化担当者などで面談を行い決定するという。元日本代表FW佐藤寿人氏が、2022年5月にJリーグ公式YouTubeチャンネル内の動画で語った話によると、勝利給の金額はJ1、J2でも差があり「以前は試合に出場することで出場給が支払われていたが、試合に勝たなくてもボーナスが何で出るのかという認識になっていた。それからは出場勝利給という形で勝利して初めてボーナスが貰えるという時代に変わっていった」と明かした。

 2024シーズンを開幕が間近に迫るJリーグ。選手達はどんな戦いを見せてくれるのだろうか。