ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

守備的MF探すバイエルン、レアルMFに移籍金約160億円を用意か

オーレリアン・チュアメニ 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、レアル・マドリード(スペイン1部)に所属するフランス代表MFオーレリアン・チュアメニ(24)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えた。

 昨夏にフラム(イングランド1部)でプレーするポルトガル代表MFジョアン・パリーニャの獲得に迫りながらも最終的に破談に終わったバイエルン。今冬の移籍市場ではトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)からイングランド代表DFエリック・ダイアー、ガラタサライ(トルコ1部)からフランス人DFサシャ・ボエを獲得するなどDFラインの補強を敢行したが、中盤強化には動かなかった。

 今季もここまでブンデスリーガ14試合に出場しているドイツ代表MFヨシュア・キミッヒに退団の可能性が取り沙汰されているなかで、バイエルンは来季に向けて守備の強化を引き続き目指しているという。その候補として過去にも関心を示したチュアメニをリストアップしており、1億ユーロ(約160億7000万円)近い移籍金を支払う意思があるようだ。

 ボール奪取能力や対人守備に優れた守備的MFであるチュアメニは2022年夏にモナコ(フランス1部)からマドリード入りすると、加入直後からレギュラーとしてプレー。今季は負傷離脱やセンターバックでのスクランブル起用がありながらも、今季はここまで公式戦23試合に出場して2ゴール1アシストを記録している。