FWリオネル・メッシ擁するインテル・マイアミは、「Inter Miami in Tokyo 2024」として2月7日に国立競技場でヴィッセル神戸と対戦。FWキリアン・ムバッペ所属のパリ・サンジェルマン(PSG)をはじめ、海外ビッグクラブの来日が相次いでいるものの、『週刊新潮』によるAFCアジアカップ日本代表FW伊東純也(スタッド・ランス)の性加害疑惑報道が、間接的に日本ツアー実施に影響を及ぼす可能性があるという。
MF久保建英(レアル・ソシエダ)をはじめ欧州クラブ所属日本人選手の活躍、カタールW杯における日本代表のドイツ・スペイン撃破もあり、日本サッカーのレベル向上は海外でも話題に。PSGが2022年から2年つづけて日本ツアーを実施したほか、昨年はバイエルン・ミュンヘンやインテル、FWクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルも来日。日本代表FW前田大然ら擁するセルティックは、昨年7月に横浜F・マリノスやガンバ大阪と対戦した。
今年も欧州ビッグクラブの来日を期待するファン・サポーターが多い中、X(旧ツイッター)では『株式会社ミッションスポーツ』の満田哲彦CEO(最高経営責任者)による投稿内容がやや話題に。
満田氏は、神戸対マイアミのキックオフ直前に、「海外クラブのジャパンツアーの信用は、去年のPSGジャパンツアーが、全てぶち壊した。その主催の会社の一つに、先日の伊東純也選手の飲み会をセッティングした会社の社員が、報道されている(今は、退社したと)」とリポート。「なんか、積み上げてきたものを、ぶち壊されてる感覚」と胸の内を綴っている。
伊東の性加害疑惑報道を巡っては、女性側がすでに刑事告訴しているほか、選手側も今月1日に虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出。真偽不明の中、ネット上では選手側を擁護する声や、女性側や週刊誌報道に対する批判が相次いでいる。また選手本人はアジアカップ準々決勝イラン戦の前日に、代表チームから離脱。公式戦でプレーできない可能性が心配される中、6日にランスの練習に参加している。
元電通本社スポーツ局オリパラ室営推部長であり、マンチェスター・ユナイテッド、インテル、バルセロナの日本招へいという実績を持つ満田氏。スポーツ業界で多くのパイプを持っているだけに、同氏の情報発信に注目が集まる。
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