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10位:セレッソ大阪
移籍・加入による戦力評価:C
主な移籍選手(OUT)
- DFマテイ・ヨニッチ(契約満了に伴い退団)※去就未定
- DF松田陸(ガンバ大阪へ完全移籍)
- DF山中亮輔(名古屋グランパスへ完全移籍)
- DF丸橋祐介(サガン鳥栖へ完全移籍)
- MF鈴木徳真(ガンバ大阪へ完全移籍)
- MF原川力(FC東京へ完全移籍)
- MF西川潤(いわきFCへ期限付き移籍)
- FW藤尾翔太(町田ゼルビアへ完全移籍)
主な加入選手(IN)
- DF田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌から完全移籍)
- DF登里享平(川崎フロンターレから完全移籍)
- MF平野佑一(浦和レッズから完全移籍)
- MFルーカス・フェルナンデス(北海道コンサドーレ札幌から完全移籍)
- FWヴィトール・ブエノ(アトレチコ・パラナエンセから完全移籍)
10位は、2023年12月にクラブ創設30周年を迎えたセレッソ大阪。センターバックのDFマテイ・ヨニッチ、サイドバックのDF松田陸、DF山中亮輔、DF丸橋祐介が次々と退団となり、ベテランDFの多くがチームを離れたことで一時代の終焉を感じさせた。ボランチのMF鈴木徳真やMF原川力、将来のエース候補だったFW藤尾翔太が完全移籍で去った影響も小さくないだろう。
新加入選手では、FWヴィトール・ブエノとDF田中駿汰に注目したい。前者はブラジル1部で主力を務めていた選手で、報道されている移籍金は約2~5億円とメディアによって幅があるものの、Jリーグでは高額であることは間違いない。トップ下に君臨し明確な数字を残すことが期待される。
北海道コンサドーレ札幌では右センターバックだった新加入のDF田中駿汰(C大阪ではMF登録)は、アンカーを担う可能性が高い。中央に陣取るこの新加入の2選手がどれだけ力を発揮できるかが分岐点となりそうだ。また、右サイドバックには盛り上げ役でもあるDF登里享平、ウイングやサイドハーフには突破力を備えるMFルーカス・フェルナンデスが加わった。獲得した人数は少数だが力のある選手が多く、主力の移籍が少ないため10位評価となった。
![](https://football-tribe.com/japan/wp-content/uploads/sites/23/2024/01/GettyImages-1818290060.jpg)
9位:川崎フロンターレ
移籍・加入による戦力評価:C
主な移籍選手(OUT)
- DF山根視来(ロサンゼルス・ギャラクシーへ完全移籍)
- DF登里享平(セレッソ大阪へ完全移籍)
- MFジョアン・シミッチ(サントスへ完全移籍)
- MF山村和也(横浜F・マリノスへ完全移籍)
- FWレアンドロ・ダミアン(契約満了に伴い退団)※去就未定
- FW宮代大聖(ヴィッセル神戸へ完全移籍)
主な加入選手(IN)
- DF丸山祐市(名古屋グランパスから完全移籍)
- DF三浦颯太(ヴァンフォーレ甲府から完全移籍)
- DFファン・ウェルメスケルケン・際(NECナイメヘンから完全移籍)
- MF山本悠樹(ガンバ大阪から完全移籍)
- MFゼ・ヒカルド(ゴイアスから完全移籍)
- MFパトリッキ・ヴェロン(バイーアから完全移籍)
- FWエリソン(サンパウロから完全移籍)
9位は、久しぶりに優勝争いに絡めず8位でシーズンを終えた川崎フロンターレ。毎年のように上位獲得や優勝を争ってきたチームは、1つの転換期を迎えた。12人と多数が退団し同数が加入。内訳をみると、上記に挙げた選手のうち30代の退団選手は4人、加入選手ではDF丸山祐市のみだ。経験を疎かにするわけでないが、若い風を招いたと言える。
新加入選手での注目は、MF山本悠樹と左サイドバック2人。ガンバ大阪から加わった山本は、川崎の強みであった中盤の構成力を引き上げる存在。DF登里享平が去った左サイドバックには、DF三浦颯太とDFファン・ウェルメスケルケン・際というスケールの大きな2人を加えた。昨季アンカーとして質の高さを見せたMFジョアン・シミッチと勝負強さと献身性は健在だったFWレアンドロ・ダミアンの後釜には、やはりMFゼ・ヒカルドとFWエリソンという外国籍選手2人を据えた。
トップ下を本職とするMFパトリッキ・ヴェロンを含めいずれもJリーグ初参戦となるが、川崎は獲得する外国籍選手の質の高さに定評があるクラブ。多少の主力移籍はあれど、即戦力を獲得したことで9位とした。
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