中盤強化を目指すバルセロナ、マンC構想外MFの争奪戦に参加？

　バルセロナが、マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFイングランド代表MFカルバン・フィリップス（28）の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

　昨夏にクラブを長らく支えた元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが旅立ち、ジローナから下部組織出身のスペイン人MFオリオール・ロメウを獲得したものの、その後釜を埋めきれないバルセロナ。加えて、スペイン代表MFガビが11月中旬にヒザの大ケガで今季中の復帰は絶望的となっている。

　そのなかで、バルセロナはユベントスやニューカッスル・ユナイテッド、ウェストハム・ユナイテッド、クリスタル・パレスが争奪戦を繰り広げるイングランド代表MFの争奪戦にアトレティコ・マドリードとともに加わったようだ。ユベントスに関してはすでにシティと交渉を行ったようだ。

　出足の鋭いボール奪取能力と広い視野、高水準のキック精度を活かした展開力が魅力のフィリップスはリーズで台頭すると、昨夏にシティへ移籍。だが、ジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を掴むことはできず、1年目の昨季はプレミアリーグ12試合の出場に終わると、今季もリーグ戦4試合の出場となっている。

　そのフィリップスに関して、グアルディオラ監督はチームに居場所がないことを認めており、1月の移籍が有力視されている。今年6月にはヨーロッパ選手権を控えているなかで、イングランド代表MFの新天地はどのクラブなるのだろうか。