かつてジュビロ磐田でプレーしていたブラジル人MFアダイウトンは、2023シーズン限りでFC東京を退団。同選手の去就に注目が集まる中、今月5日になってヴァンフォーレ甲府へ移籍する可能性がネット上で囁かれている。
現在33歳のアダイウトンは、磐田へ加入した2015年1月から9シーズンにわたりJリーグの舞台でプレー。2019シーズン終了後に磐田からFC東京へ完全移籍すると、FC東京でも攻撃陣の主力選手として活躍。2022シーズンには来日初となるJ1での2桁得点をマークしていたが、2023シーズンはFW仲川輝人の加入もあり、序盤から控え要員に。9月15日の第27節・川崎フロンターレ戦から12月3日の最終節・湘南ベルマーレまで全試合スタメン出場とはいえ、わずか3ゴールと結果を残せず、契約満了によりチームを離れていた。
アダイウトンの去就については、ブラジル国内では母国復帰の可能性はほとんど報じられず。一方、日本国内ではJリーグでのプレー続行を期待する声が上がっていた。
そんな中、同選手は5日20時の時点で甲府の公式インスタグラムアカウントをフォロー。甲府公式インスタグラムアカウントのフォロワー欄がスクリーンショットによりX(旧ツイッター)で拡散されると、「アダイウトン甲府なの!?」「甲府、アダイウトン獲得できたら最高なんだけど!」などと驚きの声が。甲府がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝トーナメント進出を果たしているだけに、「アダイウトン加入でウタカ残留ならば、甲府ACL躍進への期待高まる!」といった声も上がっている。
甲府の外国籍アタッカーでは、FWクリスティアーノ、FWルーカス・マセド、FWジェトゥリオが契約満了により退団。Jリーグでのプレー経験が豊富なFWピーター・ウタカの去就は、今月4日時点で正式決定していないが、ジュビロ磐田を契約満了により退団したFWファビアン・ゴンザレスの獲得を決めている。
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