柏レイソル所属FW細谷真大は、1月1日開催の「TOYO TIRES CUP 2024」タイ戦でフル出場し、AFCアジアカップの日本代表メンバーに選出。DF板倉滉擁するブンデスリーガ(ドイツ1部)ボルシアMGからのオファーや、今冬残留の可能性が報じられる中、イングランド方面からも熱視線を送られているという。
英メディア『3 Added Minutes』は4日、イングランド2部サンダーランドが今年1月の移籍ウィンドウで獲得する可能性のある選手として、細谷やFWアマド・ディアロ(マンチェスター・ユナイテッド)など7選手を紹介。
「サンダーランドは今年1月にストライカーを必要としている。いや、2人必要かもしれない。いずれにせよ、細谷は得点力不足という悩みを解決できる可能性があると注目されている」と、日本代表ストライカーへの期待を寄せている。
そして細谷について「この日本代表選手は2023シーズンのJ1リーグで34試合に出場して14ゴールをマークした」と、日本での実績に着目。「彼は22歳と、サンダーランド所属選手の年齢層にかなり近い」と年齢面での魅力に触れた上で「日本は大部分が未開発の市場だ。その日本市場では、将来活躍する逸材がいる」と、細谷をはじめ多くのJリーガーが掘り出し物であるとの認識を示した。
サンダーランドは今季リーグ戦26試合を終えて12勝4分10敗。首位レスター・シティから勝ち点25差の6位につける中、昨年12月18日にマイケル・ビール氏を招へいしている。また同氏は昨年10月までレンジャーズを指揮。スコットランド1部リーグの舞台でセルティックと何度も対戦したことから、日本人選手を特徴を熟知している可能性が考えられる。
なお英メディア『フットボールリーグワールド』は先月、細谷がサンダーランドへ移籍する可能性について「柏は細谷を安く売りたくない。彼との契約が2027年まで残っているという事実によって彼らは守られている。他クラブも細谷を監視していることは確実だ」と綴るなど、懐疑的な見方を示している。
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