日本代表MF三笘薫(ブライトン)は、12月21日に行われたプレミアリーグ第18節クリスタル・パレス戦での負傷により、AFCアジアカップ出場が不透明な状況に。左サイドにおける三笘の代役としてFW中村敬斗(スタッド・ランス)らに期待がかかる中、ドイツ国内ではMF奥抜侃志(ニュルンベルク)のアジアカップ参戦が確実視されている。
三笘はクリスタル・パレス戦で敵陣に攻め込んだ際に左足首を捻って負傷交代。試合後に松葉杖姿でスタジアムを後にすると、ロベルト・デ・ゼルビ監督は12月27日の会見で「我々は彼をおよそ6週間失うことになる。(アジアカップ出場の可能性は)ないと考えている」とコメントを残していた。
一方、日本代表の森保一監督は2024年1月1日開催の国際親善試合タイ戦でFW細谷真央(柏レイソル)ら新戦力のスタメン起用を示唆。左サイドでは奥抜の先発出場が予想されている。
その奥抜については、ドイツ誌『ビルト』は12月26日に「奥抜は28日から日本代表チームの活動に参加する。日本は1月1日、アジアカップに向けた親善試合でタイと対戦する。そのため彼は1月2日のニュルンベルク練習再開初日に姿を見せることはないだろう」
「くわえて、ニュルンベルクは奥抜不在のもとでシーズン後半戦にむけて準備しなければならない。ビルトが入手した情報によると、森保監督はニュルンベルクでの好成績を受けて、奥抜をアジアカップに参加させる可能性がかなり高いとのことだ」とリポート。同選手のアジアカップ参戦がほぼ確実との見方を示した。
奥抜は今年6月に大宮アルディージャからニュルンベルクへ完全移籍。今季ここまでドイツ2部リーグ全17試合スタメン出場で3ゴール1アシスト。左ウイングでレギュラーを掴むと、2023年10月に初めて日本代表に招集されている。
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