日本代表MF三笘薫(ブライトン)は、今月21日に行われたプレミアリーグ第18節クリスタル・パレス戦で負傷。来年1月開催のAFCアジアカップを欠場することが確実とみられる中、対戦相手国のインドネシアでは朗報として三笘の負傷離脱が伝えられている。
三笘はクリスタル・パレス戦で敵陣に攻め込んだ際に左足首を捻って負傷交代。試合後に松葉杖姿でスタジアムを後にすると、ロベルト・デ・ゼルビ監督は27日の会見で「我々は彼をおよそ6週間失うことになる。(アジアカップ出場の可能性は)ないと考えている」と語っていた。
三笘が森保ジャパン攻撃陣の中心選手であるだけに、インドネシアメディア『Bola』は「インドネシア代表に朗報。日本のスターのひとりである三笘がアジアカップを欠場」とリポート。
ただそれでも「三笘不在とはいえ、日本は強力な相手だ。なぜなら、日本には遠藤航(リバプール)、久保建英(レアル・ソシエダ)、鎌田大地(ラツィオ)といったヨーロッパでプレーする選手の名前がまだ残っているからだ」と、気を緩めていない。
しかしインドネシア代表GKエルナンド・アリ(ペルセバヤ・スラバヤ)は、同国メディア『KOMPAS TV』のインタビューで「確かに日本は強いけど、僕たちのクオリティは日本に劣らない。僕たちは優秀だし、今回のアジアカップでベストを尽くすんだ」と発言。三笘の負傷離脱を受けて、FIFAランキング17位の日本相手に挑発とも解釈可能なコメントを残している。
なお日本代表は来年1月1日に国立競技場でタイ代表と対戦。タイ戦終了直後にアジアカップのメンバーを発表する予定となっている。そのアジアカップでは、14日のグループリーグ開幕戦でフィリップ・トルシエ監督率いるベトナムと激突。19日にイラク、24日にインドネシアと対戦する。
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