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浦和からベルギーへ期限付き移籍。松尾佑介が残留か「買取OP行使ないが…」

浦和レッズ MF松尾佑介 写真:Getty Images

 MF松尾佑介は現在、浦和レッズからベルギー1部KVCウェステルローへ期限付き移籍中。移籍期間は今月31日までであるが、来年も引き続きウェステルローでプレーする可能性が現地で報じられている。

 松尾は2021年12月に横浜FCから浦和へ完全移籍。2022シーズンにJ1リーグで25試合に出場して4ゴールをあげるなど主力選手として活躍すると、今年1月末にウェステルローへの期限付き移籍が正式決定した。

 海外挑戦1年目の2022/23シーズンは、加入当初こそ出場機会に恵まれなかったが、3月中旬以降は公式戦ほぼ全試合でスタメン出場。ベルギー1部5位から8位までの4クラブによるプレーオフでも6試合中5試合の出場で1アシストと存在感を発揮していた。

 しかし今季はここまでリーグ戦20試合中スタメン出場9試合でノーゴール。今月8日に行われたリーグ戦から4試合つづけて出番がない中、開幕から9戦連続白星なしだったチームは直近4試合で3勝1分と復調の兆しを見せている。

 ベルギーメディア『Voetbal』は27日に松尾の去就を特集。今月末で期限付き移籍期間が終了することに触れた上で「買い取りオプション行使により完全移籍で獲得するという選択肢はないが、レンタル移籍期間の延長を検討している」とリポート。

 ウェステルロー加入後の成績について「30試合で0ゴール3アシストと、印象的な数字を残したわけではない」とした上で、「来年1月はじめのトルコ合宿参加は考えられないことではない」と、引き続きチームに帯同する可能性を伝えた。

 なお松尾とウェステルローの契約内容については、ベルギーメディア『GVA』が今年1月に「彼は2022/23シーズン終了後までのレンタル移籍により、KVCウェステルローに加入する。買い取りオプション行使の場合には、新たに2年契約を結ぶことになる」と伝えていた。