武田英寿(水戸ホーリーホック)
4人目は浦和レッズからの武者修行を3年続けている武田英寿。2020シーズン浦和に入団するも、層の厚いクラブでは多くのチャンスを得られず2021シーズンはFC琉球、2022シーズンに大宮アルディージャ、そして2023シーズンは水戸ホーリーホックへと期限付き移籍中。
チームは守備が安定せず低迷したものの、武田個人としては左足から繰り出されるパスでリーグ3位となる9アシストを記録し、多くの得点を演出してきた。水戸にとって重要なプレーヤーであるものの、明確な数字を残しており浦和への復帰も現実味を帯びている。
原輝綺(清水エスパルス)
5人目は、2023年6月に期限付き移籍先のグラスホッパーズ(スイス)から戻って来た原輝綺。主にDFの一角として起用されているが、MF登録のため含めている。復帰後すぐ清水の右サイドバックに定着。チーム戦術に合わせてセンターバックとして起用されることもあり、秋葉忠宏監督からの評価の高さがうかがえる。
近年は右サイドバックが主戦場となっている一方、センターバックや両サイドバック、ボランチ、右サイドハーフなど多くのポジションでのプレー経験を持つユーティリティプレーヤー。J1だけでも5シーズンで119試合に出場しており、2019年には日本代表の一員としてコパ・アメリカ2019に挑んだ。J1でも主力級の選手であることに疑いの余地はなく、新天地へと旅立つかもしれない。
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