韓国1部・仁川ユナイテッド所属のブラジル人FWエルナンデス・ロドリゲスに、Jリーグ複数クラブが関心を寄せている模様。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で浦和レッズと横浜F・マリノスが韓国勢に敗れたことが、韓国でプレーする選手のJリーグ移籍を加速させる要因になっているという。
現在24歳のロドリゲスは、右利きのアタッカー。全南ドラゴンズ、慶南FCと韓国国内の複数クラブを経て、昨年7月にFWステファン・ムゴシャに替わるアタッカーとして仁川へ加入している。
仁川移籍後は8試合で8ゴール4アシストと結果を残していたが、足首の靭帯損傷により昨年9月以降の公式戦全試合を欠場し、2022シーズンを終了。今季はリーグ戦で20試合のスタメン出場にとどまったものの、6ゴール5アシストをマーク。9月19日開催のACL横浜FM戦では途中出場ながらも2ゴールを奪い、アウェイでの白星に大きく貢献していた。
韓国メディア『スポーツ朝鮮』の報道によると、Jリーグの複数クラブがエルナンデスの動向を注視しているとのこと。同メディアは韓国サッカー関係者の話として、「横浜FMと浦和レッズは、それぞれ仁川と浦項スティーラーズに敗れた。エルナンデスは横浜FM戦で好パフォーマンスを発揮した。これは韓国リーグの競争力の高さを裏付けるものだ」と伝えている。
なおエルナンデスの去就を巡っては、Kリーグ(韓国)公式サイトのライターであるルーク氏が今月4日に「仁川は移籍金をおよそ100万ドル(約1億4000万円)に設定している」とリポート。
移籍先候補について「東京やその周辺の地域にホームスタジアムを構えるクラブの名前が挙がっている。韓国国内クラブも関心を寄せているが、仁川は国外クラブからのオファーにのみ応じる」と報じていた。
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