Jリーグ アルビレックス新潟

新潟MF三戸舜介が後釜?オランダ1部スパルタ所属斉藤光毅に英移籍浮上

斉藤光毅 写真:Getty Images

 アルビレックス新潟所属のMF三戸舜介は、MF三笘薫所属ブライトンをはじめ複数クラブからの関心が取りざたされる中、オランダ1部スパルタ・ロッテルダム移籍の可能性が報じられている。そのスパルタでは元横浜FC所属選手のFW斉藤光毅がプレー。スコットランド1部レンジャーズが斉藤の移籍先候補に浮上しているという。

 左サイドを主戦場とする斉藤は、2020シーズン終了後に横浜FCからベルギー2部ロンメルSKへ完全移籍すると、昨年6月にロンメルからロッテルダムへ1年レンタルにより加入。2022/23シーズンにオランダ1部リーグ戦30試合の出場で7ゴール5アシストと結果を残し、1年間のレンタル移籍期間延長により、スパルタに残留している。

 英紙『デイリーレコード』は20日、セルティックのライバルクラブであるレンジャーズの補強計画を特集。「フィリップ・クレマン監督はベルギーでの指導者経験が豊富であり、ベルギー市場に関する知識が豊富だ」とした上で、ベルギーでプレー経験のある選手の中から斉藤ら6名を同クラブの獲得候補として紹介している。

 また斉藤に関しては「今季まだ5試合しかプレーしていないが、2ゴール1アシストとまずまずの結果を残している。ロンメルとの契約は2025年6月までであり、契約最終年でのレンタル移籍は魅力的かもしれない」とリポート。

 「セルティックを見習って日本人選手を獲得するというのは、最近スコットランドリーグのクラブが採用している補強のやり方だ。セルティックはスコットランドの他クラブよりも高いレベルの日本人選手を獲得するだけの余裕があるが、レンジャーズもその市場で競争できるはずだ」と、レンジャーズに対して日本人選手獲得を勧めた。

 なおスパルタの新戦力候補として報じられている三戸は今季、J1リーグ24試合のスタメン出場で4ゴールと本領発揮。Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞したほか、U22日本代表にも複数回選出されている。斉藤と同じく三戸も左サイドを主戦場としているだけに、スパルタが斉藤の代役として三戸の獲得に動いている可能性も考えられる。