日本代表FW伊東純也は、FW中村敬斗とともにリーグアン(フランス1部)スタッド・ランスでプレー。今季も主力選手として活躍する中、ウィル・スティル監督が伊東独自の練習方法を明かしている。
伊東は昨年夏にベルギー1部KRCヘンクからランスへ完全移籍。加入1年目の2022/23シーズンからリーグ戦35試合の出場で6ゴール5アシストと結果を残すと、今季もここまでリーグ戦全試合スタメン出場で2ゴール4アシスト。今月10日のニース戦でも同点ゴールを演出していた。
伊東に対する注目度は、日本のみならず現地フランスでも高まっている模様。リーグアン公式サイトは今月14日に同選手の特集記事をリリース。「控えめな日本人選手は、その素晴らしいパフォーマンスのおかげで注目を集め、日本やランスのファン・サポーターに熱狂を呼び起こした。ル・マンで松井大輔がプレーしていたことにより生じた熱狂を彷彿とさせる」と評している。
また公式サイトの特集記事によると、スティル監督は伊東について「伊東は伊東であり、自分の世界にいて、自分に対して忠実なんだ。彼は笑う時もあるが、我々は彼がありのままでいられるようにしている」と、独特の世界観を持っていることを認めたとのこと。
「彼はトレーニングがあまり好きではない。(オフを挟んだ後の)練習再開初日には、ゴールキーパー陣よりも走る量を減らさなければならない。だけど週が進むにつれて、他の選手とは違う彼なりのやり方で試合に備えるようになったんだ」と、独自の調整方法にも言及したという。
なお欧州サッカーを専門に扱う『ユーロフット』によると、伊東は今月はじめの時点で決定機演出回数が「9」、アシスト期待値が「4.5」と、いずれもリーグアンで1位の成績を残しているとのこと。16日開催のRCランス戦でも、同選手のプレーに注目が集まる。
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