アビスパ福岡所属DF小田逸稀は、今月3日に行われた明治安田生命J1リーグ最終節のサンフレッチェ広島戦で途中出場。リーグ戦前回対戦でMF満田誠に対してタックルを見舞っただけに、広島サポーターからは度々ブーイングが沸き起こったが、このブーイングを巡って様々な意見が飛び交っている。
今年5月7日にエディオンスタジアム広島で行われたJ1第12節では前半11分、満田がピッチ中央付近でパスを受けようとした時に、小田が背後からスライディングタックル。両足で満田の右足を挟んで倒すと、主審からイエローカードを提示された。
その後、満田はピッチ上で治療を受けた後しばらくプレーしていたが、前半21分に途中交代。試合後に小田のSNSアカウントに過度な批判や誹謗中傷が相次ぐ中、満田は右膝前十字靭帯部分損傷により長期離脱を余儀なくされた。
この一件もあり、ベスト電器スタジアム開催の福岡対広島では、小田が80分からピッチに立つと、広島サポーターは同選手がボールを持つたびにブーイング。満田は87分までプレーした。
この広島サポーターのブーイングには、X上で「小田へのブーイングすごいな…」といった声が。「まあ妥当」「満田を怪我させたからなあ」とブーイングに理解を示すファン・サポーターがいる。
ただ一方で「小田に対してブーイングするなら、チャント歌った方が後押しにならない?」「満田も謝罪を受け入れて、お互いが和解したであろうことにいつまでも外野がうるさく言うのも違う気がした」など、疑問の声も。「ブーイングは今回で終わりにしよう」「満田もブーイングを望んでいないと思う」とブーイングに否定的な意見も見られる。
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