
今季途中まで柏レイソルを率いていたネルシーニョ氏が、同クラブ監督退任の舞台裏を告白。現在フリーの身である中、監督業再開の可能性にも言及している。
ネルシーニョ氏はかつて名古屋グランパス、ヴィッセル神戸などJリーグ複数クラブを指揮。2019年から再び柏を率いると、就任1年目にJ2優勝、J1昇格を果たしたが、翌2020シーズン以降は無冠。今季は開幕から公式戦9試合つづけて白星なしと、スタートダッシュに失敗。5月12日に行われたJ1第13節の横浜FC戦で敗れた後、監督を退任していた。
柏監督退任後、ブラジルに帰国したネルシーニョ氏。今月ブラジルサッカーを専門に扱うYouTubeチャンネル『45 Minutos』のインタビューに応じた際、帰国に至るまでの過程について以下のようなコメントを残している。
「(柏で指揮を執っている時、)コロナの影響により、物事すべてが難しくなったんだ。2021年までは何とか強いチームを維持することができたが、その後は何人もの選手がチームを離れた。その結果、戦術面で弱いチームになってしまい、残留争いをするようになった」
「私は昨年の時点で、クラブ幹部に対して『もっと強いチームが必要だ』と警告した。今年も補強を求めたが、主にクラブの財政事情が原因で物事はうまくいかなかった。その後、私はシーズン途中で監督を辞めようと決断した」
「クラブ側との話し合いで、私はこのクラブで美しい歴史を築き、たくさんのタイトルを獲得してきたことを説明した上で、現状に満足できないと伝えた。帰国するために契約解除を要求したんだ」
また同氏は、自身の今後について「まだオファーは届いていない。ブラジルに帰国したときは休養を取りたかったし、今年いっぱいは仕事しないと決めていた。だから今はとてもリラックスしているし、来シーズンに向けてのオファーにはオープンだ」と説明。
「良い仕事ができるように、どんなオファーにも目を通すし、条件も確認する。大きな目標を持って監督に就任したのに、到着してみたら約束された条件が整っていなかったということはよくあるからね」と、あらゆる可能性を排除しない姿勢を見せている。
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