フェイエノールト所属の日本代表FW上田綺世は、今月7日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラツィオ戦で81分から途中出場。MF鎌田大地が53分で途中交代となったため、日本人対決は幻に終わった。そんな中、セリエA(イタリア1部)ジェノアが上田の獲得にむけた動きを見せていると、現地で報じられている。
上田は昨季ベルギー1部リーグで22ゴールを挙げると、今年8月にサークル・ブルッヘからフェイエノールトへ完全移籍。しかしFWサンティアゴ・ヒメネスが今季ここまでリーグ戦で13ゴールをマーク。絶対的ストライカーとして君臨しているだけに、上田はリーグ戦でのスタメン出場ゼロと出場時間を確保できていない。
そんな中、イタリアメディア『カルチョスタイル』は「ジェノアのアルベルト・ジラルディーノ監督は、FWマテオ・レテギの控えを務めることが可能なセンターフォワードの獲得をクラブ幹部に要請」とリポート。
セリエA昇格組であるジェノアのストライカー陣では、レテギが主力選手として活躍も、先月上旬に膝を負傷。控え要員のFWゲオルゲ・プスカシュはジラルディーノ監督から評価を得られず、来年1月の移籍が濃厚に。クラブ幹部はプスカシュに替わるストライカーとして上田をリストアップしたという。
なお、上田は今月4日に行われたオランダ1部リーグ第11節RKCバールバイク戦で出番なし。味方選手が決定機を逃し続ける中でプレーできず、不満を溜めている可能性があるとアルネ・スロット監督が明かしていただけに、今後の起用法が心配される。
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