サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今月からFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選に臨む。そのW杯予選のメンバー発表を前に、MF南野拓実の招集を所属先のASモナコがフライング発表した可能性がささかれている。
南野は昨年6月にリバプールからモナコへ完全移籍も、昨季はフィリップ・クレマン前監督のもとで出場機会に恵まれず。日本代表でもカタールW杯本大会を最後に、しばらくメンバー入りから遠ざかっていた。
しかし今季はオーストリア1部レッドブル・ザルツブルク時代に指導を受けたアドルフ・ヒュッター監督のもと、シャドウ(前線1トップの背後)のポジションでレギュラーを奪取。リーグ戦9試合出場で3ゴール3アシストと結果を残すと、先月に日本代表復帰。カナダ戦でスタメン出場すると、チュニジア戦でも後半途中からピッチに立っていた。
先月の国際Aマッチデー期間終了後も、リーグ戦で2試合つづけてスタメン出場している南野。モナコの公式X(旧ツイッター)アカウントでは、「スマホ壁紙としても使える11月カレンダー」が今月1日に公開。南野の画像とともにクラブの試合日程が記載されている。ただこれに加えて、日本代表のW杯予選の日程についても国旗を交えながら記載されているだけに、ネット上では「南野の日本代表招集は確実なのか?」「南野、今月も日本代表メンバー入りかな」といった声が上がっている。
森保ジャパンのアタッカーでは、先月のカナダ戦とチュニジア戦でMF堂安律(SCフライブルク)とMF鎌田大地(ラツィオ)が招集外。森保監督は招集外の理由を「コンディション不良」と説明していた。
このうち鎌田については、所属先のラツィオで控え要員に。今季セリエA(イタリア1部)開幕から4試合つづけてスタメン出場も、その後は全試合でベンチスタート。今月3日に行われたセリエA第11節ボローニャ戦でもプレー時間はおよそ10分間にとどまった。鎌田と南野は日本代表でポジション争いを繰り広げているだけに、鎌田の出場機会減少が南野の今後に影響を与える可能性は十分に考えられる。
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