日本代表MF旗手怜央は今年夏の移籍が噂されたが、スコットランド1部セルティックと契約延長。ただ契約延長後も、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)アトレティコ・マドリード戦で負傷退場するまでプレミアリーグ(イングランド1部)移籍の可能性があったと、現地で報じられている。
旗手は昨季、主力選手として活躍し、リーグ連覇やスコットランド3冠に大きく貢献。今季は開幕から2試合つづけて途中出場したほか、8月中旬からおよそ1カ月にわたり戦線離脱。ただ復帰以降は公式戦ほぼ全試合でスタメン出場。ブレンダン・ロジャーズ監督からの信頼を得ると、9月末にセルティックと新たに2028年6月までの複数年契約を結んでいた。
しかし英メディア『フットボール・インサイダー』は関係者の話として「プレミアリーグのクラブが複数回にわたりスカウトを派遣していた」とリポート。契約延長後もプレミアリーグ方面からの関心があったことを伝えた上で、「彼はアトレティコ戦ふくらはぎを負傷した。ロジャーズ監督は年内の復帰が厳しいことを明かしている。来年1月にセルティックを退団する可能性は消滅した」としている。
なお旗手は今年夏にリーグアン(フランス1部)やサウジアラビア1部クラブからの関心が取りざたされたが、この時も8月中旬のリーグ戦で負傷したことにより、セルティック残留に至っている。
アトレティコ戦での負傷により、今月の日本代表戦でメンバー外となることが確実な旗手。負傷前までセルティックで結果を残していただけに、依然として移籍市場での需要が多いとみられる。
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