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古橋亨梧にイエローは不当!セルティックOBが審判批判「相手が妨害した」

古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、今月1日に行われたスコットランド1部リーグ第11節セント・ミレン戦で先発出場。現地では相手選手を倒してイエローカードを貰ったシーンが議論の対象となっており、セルティックOBから主審に対する批判も沸き起こっている。

 問題視されているのは、前半アディショナルタイム45+1分の場面。セント・ミレン所属GKザカリー・ヘミングがペナルティエリア右寄りの位置で胸トラップ。ペナルティエリア中央にいた古橋は、ヘミングにプレスを仕掛けようとする。しかしこの古橋の動きをDFマーカス・フレイザーが妨害。ヘミングへの進路をブロックすると、古橋が2度フレイザーにコンタクト。フレイザーがピッチに倒れ、主審は古橋にイエローカードを提示した。

 この判定には、セルティックOBで解説を務めていたピーター・グラント氏が激怒。英紙『デイリーレコード』によると、同氏は試合後に「明らかに古橋は走るのを妨害されている。彼にカードを出すなんてできないはずだ」

 「彼はヘミングに迫る前に止められた。あれはディフェンダーに非がある。おそらくフレイザーを蹴ったことに対して主審はカードを提示したと思うが、それでもあれでカードを提示したのは信じられない。主審は恥をかくべきだ」と、厳しい口調で振り返ったという。

 また古橋は、後半にペナルティエリアでの駆け引きでDFリチャード・テイラーから両手で押し倒されたが、主審はセルティックにPKを与えず。英メディア『フットボール・スコットランド』によると、X(旧ツイッター)上では「NFLのようなタックルだ」「明らかにPKだ」といった声が上がっているという。

 セルティックの絶対的ストライカーとして活躍している古橋だが、セント・ミレン戦ではノーゴールに終わったほか、何度も判定に泣いている。