Jリーグ 町田ゼルビア

町田J1昇格の立役者は内田篤人の恩人!「あの人いたからプロになれた」

町田ゼルビア 写真:Getty Images

 FC町田ゼルビアは今月22日に行われた明治安田生命J2リーグ第39節で、ロアッソ熊本に3-0と勝利。クラブ史上初となるJ1昇格を決めた。黒田剛監督の采配やサガン鳥栖で監督経験のある金明輝氏がクローズアップされる中、日本代表OBの内田篤人氏が“陰の立役者”に言及している。

 町田は黒田監督体制のもと、シーズン序盤から首位を独走。ファウルや時間稼ぎなど、一部のプレーを巡って賛否両論上がる中でもチームのスタイルを貫くと、熊本戦でも勝利。絶対的ストライカーであるFWエリキの長期離脱があったものの、リーグ戦残り3試合で見事J1昇格を果たした。

 この町田の快挙は、DAZN制作番組『フットボール・タイム』でも話題に。ゲスト出演の安田理大氏は「コーチに金明輝さんがいるというのが大きいと思いますね。あと誰も注目していないと思うんですけど、山崎亨さんの存在も大きい。本当に名トレーナーなんです」と、山崎フィジカルコーチの影響の大きさに言及。

 すると内田氏は「(山崎さんは)僕が高校生の時のトレーナー。U16、U18日本代表のトレーナーも担当していた。あの人がいたから、僕のことを推薦してくれたんですよ。『足速い選手いる?』って。あの人がいなかったら、僕はプロになれなかった。山崎さんが北京五輪でもFIFA U20ワールドカップでも、トレーナーとしていてくれた」と、プロデビュー前に自身を支えた恩人に感謝している。

 その山崎氏は、2021年にジェフユナイテッド市原・千葉のフィジカルコーチを担当。安田氏は千葉で名トレーナーとともに日々を過ごしていただけに「ジェフ時代で一緒に仕事したけど、毎日アップ(のトレーニング)が違うんですよ。退屈にならないし、面白い要素もあるので、毎日楽しかったですね」と、当時の思い出を振り返っている。