サッカー日本代表「森保ジャパン」は17日開催のキリンチャレンジカップ2023(国際親善試合)チュニジア戦で2-0と勝利。日本代表OBの城彰二氏が代表チームの練習内容を明かした上で、MF久保建英(レアル・ソシエダ)のクロスから生まれたFW伊東純也(スタッド・ランス)のゴールを評価している。
日本はチュニジアがコンパクトな守備ブロックを敷く中、前半44分にMF旗手怜央(セルティック)の縦パスからFW古橋亨梧(セルティック)が先制ゴールをマーク。後半には久保とFW上田綺世(フェイエノールト)を中心とした攻撃で何度もチャンスを作ると、同24分に久保が左サイドを突破。上田とMF守田英正(スポルティングCP)がペナルティエリアに侵入する中、ファーサイドでフリーになっていた伊東へグラウンダーのクロスを供給。伊東が右足からシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
伊東が日本代表の攻撃陣に欠かせない選手として結果を残し続ける中、城氏はチュニジア戦後にYouTubeチャンネルを更新し、森保ジャパンの“約束事”に言及。「森保ジャパンの練習の話も色々聞いたんですけど」と切り出すと、以下のように伊東のゴールシーンを解説した。
「森保ジャパンはクロスに対してペナルティエリアに最低でも3人入るというコンセプトを持ちながら練習している。(練習の積み重ねにより)結果が出ているという印象。(伊東のゴールは)守田と上田が相手を釣るという、狙い通りのゴールだったと思う」
チュニジアにシュートを1本しか打たせないなど、守備でも高いレベルのパフォーマンスを発揮した日本代表。今年11月16日に北中米W杯アジア2次予選初戦のミャンマー戦を前に視界良好だ。
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