サッカー日本代表「森保ジャパン」は13日開催の「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023 」でカナダ代表と対戦。代表OBの槙野智章氏が、スタメン出場のFW浅野拓磨(VfLボーフム)とベンチスタートであるFW上田綺世(フェイエノールト)のプレースタイルに触れた上で、森保ジャパンの戦略に言及している。
日本は前半2分にMF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)が先制ゴールをマーク。その後もチャンスを作っているほか、MF遠藤航(リバプール)を中心にボールを奪われた時の素早いプレスが目立っている。
素晴らしい試合の入りを見せている森保ジャパン。ピッチサイドで解説を務めている槙野氏は、ゴールキックのシーンで「ポジショニングを工夫している」と指摘。理由のひとつとして、上田よりも空中戦で分が悪い一方、スペースへの飛び出しに長けている浅野の先発起用を挙げている。
日本代表のストライカー陣では、カタールW杯アジア最終予選までFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)が主にスタメン出場。ただ昨年6月から大迫の招集外が続くと、浅野や上田、FW前田大然(セルティック)、FW古橋亨梧(セルティック)の起用が目立っている。
また第2次森保ジャパン発足後は6試合で20ゴールをマーク。ストライカー陣では上田の2ゴールが最多であるだけに、一部から「今の日本代表には絶対的ストライカーが不在」という声も上がっている。
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