バイエルン・ミュンヘン所属DFアルフォンソ・デイビスら擁するカナダ代表は、今月13日に日本代表「森保ジャパン」と対戦。韓国国内ではカナダが韓国代表とマッチメイクしなかったことに注目が集まっているが、カナダは日本戦のみで十分だと考えているようだ。
2018年のUEFAネーションズリーグ開幕以降、欧州勢とのマッチメイクが難しい中、日本と韓国はアフリカや中南米諸国と対戦する機会が増加。今年3月は両国代表ともにコロンビア、ウルグアイと対戦したほか、6月にはエルサルバドル、ペルーと激突していた。
しかし今月は日本がカナダ、チュニジアと対戦する一方、韓国はチュニジア、ベトナムとマッチメイク。カナダは来月のCONCACAFネーションズリーグ開幕まで日本戦1試合のみだ。
それだけに韓国メディア『日刊スポーツ』は、今月10日に行われた国際親善試合で中国に0-2で敗れたベトナムを格下扱い。「カナダと対戦する日本と比べて、韓国はベトナム戦を通じて収穫を得ることはそこまで期待できない。なぜカナダは今月の国際Aマッチで日本とのみ対戦するのか」と疑問を投げかけていた。
するとカナダの公共放送局CBC(カナダ放送協会)は、「カナダ代表は国際親善試合の枠を1つ欠く。財政面での制約があるほか、日本の他にクオリティの高い対戦相手を見つけることができなかったからだ」と、カナダが今月の代表ウィークで日本戦に限定した背景を説明している。
カナダ代表は昨年11月のカタールW杯開幕前の強化試合で日本に2-1で勝利。W杯ではベルギー、クロアチア、モロッコ相手に3戦全敗とグループリーグ敗退という結果に終わったが、前回大会のCONCACAFネーションズリーグでは準優勝。欧州でプレーしている選手も多いだけに、ドイツを2度下した日本とのマッチメイクを選択している。
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