中山が1年ぶりの代表復帰
今月行われる国際親善試合のカナダ代表戦(10月13日)とチュニジア代表戦(10月17日)に向け、日本代表の招集メンバーが10月4日に発表された。およそ1年ぶりに代表復帰となった中山は、発表前日に行われた本インタビューで次のように話していた。
ー日本代表に召集されそうとのことですが?
中山:前もお答えしましたけど、僕的にはそこに帰りたいという思いもありますし、(自分に)課している部分としては帰らなきゃいけないと思っています。次節、アウェイでしっかり勝ち点3をもぎ取ってインターナショナルブレイクに入りたいなと思います。
一方の三好は2021年10月以来、代表から遠ざかっているが焦らず一歩ずつ進んでいく覚悟だ。
ー今シーズンの目標は?
三好:プレミアリーグへの昇格ですね。今、チームとしては6位以上のプレーオフ圏内を目指しています。自分としては(チームに)入る前は優勝を狙ってましたけど、チームの歴史の中で6位以上を狙っていこうという事なので、そこに一つでも貢献できればと思っています。
あとは目の前の1試合1試合で得点かアシストか、とにかくゴールにつながるプレーを毎試合出していけるように集中してやっていければと思っています。1年間の目標というよりは、1試合ずつ集中していくという感じですね。
三好と中山、分かれた評価
10月4日の試合後、地元紙『バーミンガム・ライブ』の採点で8点(10点満点)を得た三好。「目を見張るパフォーマンス。(シリキ)デンベレと二人のテクニシャンは即座に連携を深め、三好は非常に効果的だった」と高評価だった。それに対し、ハダースフィールドの現地紙『ヨークシャー・ライブ』で10点満点中4点と採点された中山は「怪我で欠場したキャプテン(ジョナサン・ホッグ)の役を担うには重荷だった。バーミンガムに支配され、インパクトを残せず」と厳しい評価を受けた。
バーミンガムは暫定順位をリーグ10位に上げ、目指すプレーオフ圏内の6位までは勝ち点1差と迫っている。一方のハダースフィールドは勝ち点10で19位に順位を下げた。全46節のうち第10節までを消化したチャンピオンシップはこれからが正念場。東京五輪世代である三好と中山の今後の活躍に期待したい。
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