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「浦和サポーターに激怒」名古屋OB楢崎正剛の意外な一面を闘莉王語る

楢崎正剛氏 写真:Getty Images

 かつて浦和レッズや名古屋グランパスでプレーしていた田中マルクス闘莉王氏が、名古屋OBである楢崎正剛氏と浦和サポーターにまつわるエピソードを語った。

 闘莉王氏は29日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「日本サッカー史上最高のジェントルマン5選手」を選んだが、そのひとりに名古屋でチームメイトだった元日本代表ゴールキーパーの楢崎氏を挙げている。

 そして楢崎氏を選出した理由として、2011年6月25日に豊田スタジアムで行われた浦和戦における出来事が印象に残っていることを告白。以下のようなコメントを残した。

 「(楢さんは)一回浦和サポーターに怒鳴った時があった。浦和対名古屋で多分1-0で浦和が勝っていた。けど楢さんが目の前でシュートを止めた時、小指が変な方向に曲がった」

 「浦和サポーターが後ろ(ゴール裏)にて、『おい!楢崎早く立てコラー!』とか言って。楢さんは『お前ら、これが時間稼ぎだと思うのか?この指見てみろ!』という感じで言っていた。あんな怒鳴った楢さん、ビックリしたな。あんなジェントルマンが怒鳴るんだなと」

 楢崎氏はこの一戦で、後半18分にMF原一樹のシュートを止めた直後に負傷交代。豊田市内の病院で検査を受け、左小指開放性脱臼で全治4週間と診断されていた。