神奈川県小田原市の市議会では先日、サッカーJ1湘南ベルマーレのユニフォーム着用を巡って議論が白熱。「議場でのユニフォーム着用はパワーハラスメント」という声も上がる中、元陸上選手でタレントの武井壮氏が私見を述べている。
湘南のホームタウンである小田原市。市議会では今月15日、同クラブのJリーグ加盟30周年記念ユニフォームを着用したが、一部議員から「特定クラブの応援を強要するものだ」という反発の声が上がったこともあり、着用は任意に。守屋輝彦市長をはじめ市幹部は全員がユニフォームを着用した一方、市議会議員は27人中5人が着用しなかったという。
この問題は、フジテレビ系列のワイド番組『めざまし8』でも話題に。ゲスト出演の武井氏は番組MCの谷原章介氏から感想、意見を求められると、ハラスメントと反発されないようなやり方を提案。以下のようなコメントを残している。
「(ユニフォームを)無理やり着させる、本当に嫌がっているのにやらせたならば、ハラスメントみたいなことだと思うんですけど。プロ野球で特別デーでユニフォームを配ったりするじゃないですか。そんな感じで『今日はこれを着てもいい日ですよ』とかで配るみたい形なら、何の問題もないと思いますけどね」
なお湘南は今月24日にJリーグ加盟30周年記念事業の一環として、明治安田生命J1リーグ第28節の川崎フロンターレ戦を国立競技場で開催。54000人以上の観客が詰めかけて、ホームゲーム最多来場者数の記録を更新したが、0-2で敗れている。
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