セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、スコットランド1部リーグでゴールを量産している一方、今月19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節のフェイエノールト戦で不発。現地では、古橋がプレミアリーグ(イングランド1部)で通用しないとの見方が広まっているようだ。
古橋は昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督のもとで絶対的ストライカーとして活躍し、リーグ連覇とスコットランド3冠達成に貢献。今季も開幕からリーグ戦5試合で4ゴール2アシストと、好調を維持していた。
しかしフェイエノールト戦では先発出場もボールタッチ数が少なく、前線で孤立。67分でピッチを後にすると、英紙『ヘラルド』は同選手に10点満点中「5」と及第点以下の評価を与えられている。
それだけにセルティックOBのフランク・マカベニー氏も、古橋のクオリティに懐疑的な視線を送っている模様。英メディア『フットボール・インサイダー』のインタビューで、以下のようなコメントを残している。
「スコットランドで活躍する選手たちはイングランドでも成功できると、周りは言う。だが、そんなことは決して起こらない。人々はスコットランドがすべてだと思っていることを理解していないのだ」
「古橋についてもよく話題になっているが、彼はプレミアリーグでプレーするための準備ができていない。プレミアリーグの大半のクラブが前線1トップのシステムを採用しているが、古橋はそのポジションでプレーできない」
スコットランドリーグを代表するストライカーとして活躍する一方、欧州カップ戦や日本代表戦では結果を残せていない古橋。今後の可能性を広げるためにも、今まさにCLの舞台で結果を残すことが求められている。
コメントランキング