リーグアン(フランス1部)ASモナコ所属MF南野拓実は監督交代により完全復活も、今月の日本代表メンバーから落選。モナコでのプレーに関して、本音を語っている。
南野は昨年6月にリバプールからモナコへ完全移籍も、昨季はフィリップ・クレマン前監督のもとで出場機会に恵まれなかった。しかしオーストリア1部レッドブル・ザルツブルク時代に指導を受けたアドルフ・ヒュッター氏の監督就任により立場が一変。今季リーグアン開幕から全4試合スタメン出場で3ゴール3アシストと、シャドウ(前線1トップの背後)のポジションでレギュラーを張っている。
恩師のもとで本来のパフォーマンスを取り戻した南野だが、カタールのスポーツ専門局『ビーイン・スポーツ』のインタビューで、以下のようなコメントを残している。
「昨シーズンは僕にとって難しい1年でした。チームもうまく機能していなかったですし、そういう状況で自分のベストを出し切れませんでした。(自分の力で)チームの状況を変えることができたかもしれないですけど、すべてがクリアになったわけではなかったので、そのせいで悔いが残りました」
「正直に言うと腹が立ったんですけど、その気持ちが今のようなプレーをする原動力になっています。今シーズンはこの悔しさを晴らしたいですね」
「監督交代を知った時は、スタメンに名を連ねてトップレベルでプレーすることだけを望んでいました。このクラブとともに、良いシーズンを過ごしたいですね」
今季ここまで好調の背景に、昨季の悔しさがあることを明かした南野。リーグ首位とチームも開幕ダッシュに成功しているだけに、ヒュッター監督のもとで良い状態をキープすることが求められる。
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