日本代表・海外組 日本代表

「多くのドイツ人は日本代表を…」FC東京出身の日本人選手が伝えたリアル評

日本代表vsドイツ代表 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は、日本時間10日未明の国際親善試合ドイツ戦で4-1と快勝。DF冨安健洋(アーセナル)やFW伊東純也(スタッド・ランス)らの活躍が光る中、ドイツ3部アルミニア・ビーレフェルト所属のMF水多海斗が日本代表に対するドイツ人の“リアル評”を伝えた。

 日本代表は昨年のカタールW杯グループリーグ初戦で、ドイツ代表に2-1と逆転勝ち。スペイン代表相手にも勝利して評価を高める中、完全アウェイの中で行われたドイツ代表との再戦でも枠内シュートを11本放ち、FW上田綺世(フェイエノールト)やFW浅野拓磨(VfLボーフム)らのゴールにより白星を飾った。

 ドイツ代表に対する森保ジャパンの“返り討ち”には日本国内のファン・サポーターのみならず、ドイツ国内でプレーする日本人選手も関心を寄せている。

 ドイツでおよそ5年間にわたりプレーしている水多は、日本時間11日深夜にX(旧ツイッター)を更新。「多くのドイツ人は日本は非常に強いチームだと言っています」と現地の“生の声”を紹介するとともに、日本代表がドイツ戦で勝利した時の心境を以下のように綴っている。

 「数年前まで、日本はドイツに勝つことができませんでした。 とても嬉しいですし、もちろん代表チームでプレーすることが僕の目標です。なので、僕は日本人であることをとても誇りに思っています」

 水多はFC東京下部組織や前橋育英高校サッカー部を経て、2019年に渡独。ドイツ4部のSV19シュトラーレンで結果を残し、2021年5月にマインツへ加入。ただマインツではU23チームからトップチームへ昇格を果たせず、今年6月にビーレフェルトへ完全移籍。今季ここまでドイツ3部リーグ3試合の出場で1アシストと、早速結果を残している。