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「冨安健洋を獲得すべきだった」アーセナル今夏退団DFを現地酷評

冨安健洋 写真:Getty Images

 日本代表DF冨安健洋は移籍報道が飛び交う中、アーセナルに残留。現地では、冨安獲得に動かなかったプレミアリーグ(イングランド1部)クリスタル・パレスの補強に対する疑問が沸き起こっている。

 冨安は今季左サイドバックでポジション争いを繰り広げる中、クリスタル・パレスやセリエA(イタリア1部)インテル、アタランタからの関心が報じられていた。そんな中、先月中旬のプレミアリーグ開幕戦で新加入選手のDFユリエン・ティンバーが負傷。ポジション争いのライバルが戦線離脱となっただけに、アーセナルは冨安の放出に応じない姿勢を見せた。

 クリスタル・パレスはセンターバックの戦力強化を課題に掲げる中、移籍市場最終日の9月1日にアーセナルからDFロブ・ホールディングを完全移籍により獲得。同選手は昨季のプレミアリーグでスタメン出場6試合にとどまっていた。

 英メディア『フットボール・ファンキャスト』は、ホールディングについて特集。今年4月26日に行われたマンチェスター・シティ戦をはじめ複数試合でのパフォーマンスを酷評するとともに、「ホールディングのキャリアは下降線を辿っている。なぜクリスタル・パレスが同じアーセナル所属の冨安健洋を獲得しなかったのか疑問だ」と綴っている。

 なおクリスタル・パレスは今季ここまでリーグ戦4試合を終えて2勝1分1敗。首位マンチェスター・シティから勝ち点5差の7位につけている。複数ポジションでプレー可能な冨安の需要度が増している。