神戸、マタにつづき川崎ゴミスの元同僚ギラヴォギ獲得？サウジ行き拒否

　ヴィッセル神戸はMFアンドレス・イニエスタにかわるプレーメーカーとして、元スペイン代表MFフアン・マタを獲得。ハンガリー代表MFバーリント・ヴェーチェイも迎え入れているが、海外では元フランス代表MFジョシュア・ギラヴォギを獲得する可能性が報じられている。

　中盤センターを本職とするギラヴォギは、ASサンテティエンヌ、アトレティコ・マドリードなどを経て、2014年8月からブンデスリーガ（ドイツ1部）ボルフスブルクに在籍。ただ2021/22シーズンに出場機会を減らすと、2022年1月から半年間レンタル先のボルドーでプレー。昨季ブンデスリーガで11試合の先発出場にとどまると、クラブからの2年契約延長オファーを拒否。今年6月に契約満了によりボルフスブルクを退団した。

　『レキップ』をはじめフランス国内複数メディアの報道によると、ギラヴォギは現在フランス国内でトレーニングに励んでいるほか、サウジアラビア国内クラブからのオファーを拒否。そんな中、神戸から2年契約のオファーが届いた模様。ただJリーグの追加登録期限が今月8日までであることを踏まえると、回答期限は差し迫っているとみられる。

　神戸の中盤では、主力選手のMF齊藤未月が先月19日に行われたJ1リーグ第24節・柏レイソル戦でタックルを受けて負傷。全治1年の大怪我を負ったこともあり、神戸はヴェーチェイを緊急獲得している。

　なおギラヴォギはサンテティエンヌ在籍時、FWバフェティンビ・ゴミスとともにプレー。ゴミスがこの夏に川崎フロンターレへ加入しただけに、かつての同僚からJリーグの特徴や日本の環境について情報を仕入れている可能性も考えられる。