Jリーグ

「Jリーグと韓国リーグ融合で日韓戦を」旧統一教会系新聞に日本企業幹部語る

2002年の日韓ワールドカップ 写真:Getty Images

 東京都千代田区に本社を構える投資会社『株式会社REIJ(レイズ)』のムン・ジヨン代表取締役が、経済面での日韓関係改善を期待。JリーグとKリーグ(韓国)融合の可能性にも言及している。

 2016年3月17日設立のレイズは、日本における再生可能エネルギーや外国人向けインバウンドビジネス、飲食事業等への投資を手掛けているほか、節税収益商品の企画も実施。公式サイトでは「マクロ成長ストーリーがある投資のプロ集団」と謳っている。

 今年6月27日付けで代表取締役に就任したムン氏は、2000年代なかばから交渉が中断している日韓自由貿易協定(FTA)の再推進を期待。韓国政府が日韓関係改善に前向きである中、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)系として有名な『世界日報』の取材で以下のようなコメントを残したという。

 「日本と韓国の関係が再構築されたことをきっかけに、互いに市場をオープンにして中国に対抗すれば、とても大きな相乗効果を生み出すことができると考えている。両国が経済成長する上で、FTA協定締結が大きな後押しになるだろう」

 「お互いが嫌いなことが助けになることもあると思う。例えばサッカーの分野では、韓国は日本のことをかなり嫌っている。でもKリーグとJリーグがひとつになれば、すべての試合が日韓戦になる。どれだけ熾烈でかつ魅力溢れた競争になるのだろうか。昔と違って、韓国経済は日本と競争できる。特定の分野では先を行っているんだ」

 JリーグとKリーグの融合と、スポーツ面での日韓関係にも言及したムン氏。日本のファン・サポーターの間で様々な議論を生みそうだ。