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「1得点の板倉滉を圧倒」と挑発も。バイエルンの韓国代表DFを母国紙絶賛

板倉滉 写真:Getty Images

 ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)所属の日本代表DF板倉滉は今月2日、ブンデスリーガ第3節のバイエルン・ミュンヘン戦で先制ゴールを奪取。しかしバイエルンが2-1と逆転勝利しただけに、韓国メディアはバイエルン所属DFキム・ミンジェのパフォーマンスを称賛。板倉を“格下扱い”している。

 昨季バイエルン相手にゴールを奪った板倉は、この一戦でもドイツ王者にとって厄介な存在に。前半30分、ボルシアMGは右サイドのコーナーキックからDFマキシミリアン・ウーバーがニアサイドでフリック。これをファーサイドにいた板倉が頭で合わせて、ゴールネットを揺らしている。

 またボルシアMGの1点リードで迎えた後半9分には、バイエルン所属MFレオン・ゴレツカがGKのこぼれ球に反応。ヘディングシュートで詰めたが、板倉がゴールライン上でヘディング。ボールを枠外に弾くスーパープレーで失点を防いだ。

 一方、バイエルンの新加入選手であるキム・ミンジェは板倉と同じくフル出場。採点サイト『Sofascore』によると、空中戦で11度中8度勝利した一方、地上戦では3度すべてで敗北。10点満点中「7.1」と及第点以上の評価を得たとはいえ、板倉の「7.9」より劣っている。

 それでも韓国紙『朝鮮日報』は、「キム・ミンジェが板倉を圧倒。日本代表DFとの対決はおまけだった」と、板倉の存在を意識した文言を含めながら韓国代表DFのパフォーマンスを評価。

 空中戦での強さに触れた上で「90分にわたってボルシアMGの攻撃陣を縛りつけた。ドイツメディアは板倉を評価したが、それでも板倉よりもキム・ミンジェの方が優れていると称えるとともに、彼に“皇帝”という称号を与えた」と綴っている。