シント=トロイデンVV(STVV)所属の日本代表GKシュミット・ダニエルは、リーグアン(フランス1部)FCメス移籍が破談に終わる模様。浦和レッズからSTVVへ期限付き移籍中のGK鈴木彩艶とポジション争いを繰り広げることになりそうだ。
シュミットはトルコ1部MKEアンカラギュジュやベルギー1部クラブ・ブルッヘへの移籍が破談に終わると、今季ベルギー1部リーグ開幕から4試合つづけて先発出場。しかしベルギー紙『Het Belang van Limburg』は先月26日に「シュミットはSTVV退団が確定した」とリポート。27日のサークル・ブルッヘ戦でベンチ外となっていた。
その後、同選手はFCロリアンへの移籍が濃厚とみられていたが、『Het Belang van Limburg』は31日夜に「シュミットはまだ移籍交渉中」としながらも、「昨日まではFCロリアン移籍とみられていたが、FCメスが争奪戦を制する可能性が高い」と伝えていた。
ところがフランス紙『レキップ』は移籍市場終了の数時間前になって「シュミットは1日午前にメディカルチェックを受ける予定だったが、最終的にFCメスと契約を結ばない。今回のUターンの理由はまだ分かっていない」とリポート。一転して破談の可能性を伝えたのだ。
STVVはシュミットが移籍する可能性を見越して、浦和から鈴木をレンタル移籍により獲得。サークル・ブルッヘ戦では同選手が新天地デビューを果たしていた。
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