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旗手怜央のライバル?セルティック緊急補強に英紙「ロジャーズ監督歓迎」

旗手怜央 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属の日本代表MF旗手怜央は、今月中旬から負傷離脱。監督交代による序列低下、契約延長拒否が報じられる中、セルティックは同選手のライバル獲得へ乗り出したようだ。

 旗手は昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督のもとで主力選手として活躍したが、ブレンダン・ロジャーズ監督就任により立場が一変。リーグ開幕から2試合つづけてベンチスタートとなると、今月13日の第2節アバディーン戦でふくらはぎを負傷。最大4週間の戦線離脱を余儀なくされている。

 また旗手の契約延長オファー拒否は、今月23日に英紙『サン』が報道。英紙『デイリーレコード』は「両者の契約延長交渉は続いている」としながらも、選手サイドがFW古橋亨梧とFW前田大然と同程度の待遇を求めている可能性もあわせて伝えている。

 そんな中、『デイリーレコード』の報道によると、セルティックはMFパウロ・ベルナルドをレンタル移籍により獲得するために、ポルトガル1部ベンフィカと交渉している模様。同紙はベルナルド獲得に動いている背景を以下のように説明している。

 「ロジャーズ監督就任以降、旗手はポステコグルー監督時代のような高みを達成できていない。くわえて契約延長交渉を保留していることから、旗手が移籍を検討している可能性が盛んに報じられている。このことから、カラム・マグレガーの新たなパートナーを獲得するチャンスは、ロジャーズ監督に歓迎されるだろう」

 ベルナルドはベンフィカの下部組織出身。トップチームでは出場機会を得られず、今年1月にパソス・フェレイラへレンタル移籍。わずか半年でベンフィカに復帰したものの、ロジャー・シュミット監督からはすでに今季構想外を通告されているという。