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「ソシエダ久保建英に次ぐ逸材」レアルが日本人選手獲得へ動く

久保建英 写真:Getty Images

 日本代表MF久保建英は、ラ・リーガ(スペイン1部)レアル・ソシエダの主力選手として活躍。同選手の古巣であるレアル・マドリードが、久保に次ぐ逸材を発掘すべく、日本の若手選手に目を向けているようだ。

 久保は2019年6月、FC東京からマドリードへ完全移籍。しかしマドリードでは出場機会を得られず、ビジャレアルやヘタフェなど複数クラブへレンタル移籍。昨年7月にマドリードからソシエダへ完全移籍すると、昨季はリーグ戦34試合の出場で9ゴール7アシストをあげるなど、本来のパフォーマンスを発揮している。

 ソシエダで居場所を見つけた久保は、この夏、セリエA(イタリア1部)ナポリやサウジアラビア1部アル・ヒラルへの移籍を拒否したと報じられている。一方でマドリードは定期的に久保のパフォーマンスをチェックしており、依然として同選手再獲得の可能性が取りざたされている。

 そんな中、マドリードの専門サイト『ディフェンサ・セントラル』は「レアル・マドリードが緊急来日。フロレンティーノ・ペレス会長は“新しい久保”との契約を望んでいる」と見出しをうち、若手選手囲い込みにむけた同クラブの動向をリポート。

 これによると、日本では先月から6歳から15歳までの少年少女を対象としたサッカークリニックが開催されており、レアル・ソシエダ、セルタ・デ・ビーゴ、レアル・ベティスなど複数のスペイン国内クラブが熱視線を送っているとのこと。

 『ディフェンサ・セントラル』は「FIFA(国際サッカー連盟)は少年少女の国際移籍に制限を設けている。しかしマドリードは日本で宝石を見つけ、 スペインの首都から爆発的に成長することを信じている」と綴っている。