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ドイツと再戦の日本代表に嫉妬。韓国代表のマッチメイクに現地紙「無意味」

アントニオ・リュディガー 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」が来月にドイツ代表との再戦を控える中、韓国国内では日本代表と韓国代表の対戦相手に関する比較論が噴出。ベトナム代表やサウジアラビア代表とのマッチメイクを巡り、大韓サッカー協会(KFA)に対する批判が沸き起こっている。

 日本代表は来月の欧州遠征で、ドイツ代表やトルコ代表と激突する。10月の代表ウィークではカナダ代表とチュニジア代表を日本国内で対戦。韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督は日韓戦の定期開催を要望する中、日本国内では日韓戦開催への反対意見やさらなる欧州や南米強豪とのマッチメイクを求める声が上がっている。

 その韓国代表は、来月、イギリス国内でウェールズ代表やサウジアラビア代表と対戦。10月にチュニジア代表やベトナム代表との親善試合を予定している。

 韓国紙『東亜日報』は今月25日に「サウジアラビア、ベトナム?哀れなAマッチ」と見出しをうち、韓国代表の親善試合を特集。これによると、クリンスマン監督は韓国メディアのインタビューで「強豪国との交渉は容易ではない。アジアカップと北中米ワールドカップ予選を見据えてアジア諸国と接触した」と語ったという。

 また同メディアは「我々と異なり、日本サッカー協会は『容易ではない』強豪国と交渉した。ドイツとカナダはカタールW杯出場国、トルコとチュニジアは欧州、北アフリカのダークホースだ」と、日本代表のマッチメイクと比較。

 「サウジアラビア戦をイギリス国内で開催することに意味はない。韓国国内でのベトナム戦は、興行面で疑問がある。韓国代表の戦力アップ、FIFAランキングの管理という点で全く役に立たない」と、KFAのマッチメイクを切り捨てた。