かつてガイナーレ鳥取、アルビレックス新潟、浦和レッズ、韓国1部・蔚山現代でプレーしていたブラジル人FWレオナルドは、現在中国1部・浙江緑城足球倶楽部に所属。日本、韓国、中国のサッカーを比較した上で、Jリーグの特徴を語っている。
レオナルドは2018年にブラジル1部サントスの下部組織から鳥取へ移籍。来日1年目から本来のパフォーマンスを発揮すると、2019シーズンは新潟でゴールを量産。浦和在籍時の2020シーズンには、J1リーグで11ゴールをあげたが、2021年2月に中国1部。山東泰山へ完全移籍している。
そして山東泰山移籍後はわずか数カ月で構想から外れると、蔚山や中国国内の複数クラブへレンタル移籍。2022シーズンに在籍していた蔚山では、リーグ戦で11ゴール4アシストをマークするなど、MF天野純とともに主力選手としてリーグ優勝に貢献していた。
そんなレオナルドは、日中韓の比較でJリーグが最もハイレベルだと感じているとのこと。米メディア『TNTスポーツ』ブラジル版のインタビューで以下のようなコメントを残したという。
「Jリーグは、よりコンパクトなプレースタイルで、ストライカーからゴールキーパーまで全員が守備をしなければならない。3つのリーグの中で、プレーするのが一番難しいのはJリーグだと思うよ」
「韓国リーグはとてもフィジカルが重視される。(韓国人選手は)フィジカルに優れているから、アジアの中でも最も多くの選手がヨーロッパのビッグクラブへ移籍するリーグなんだ。中国リーグは個人能力がより顕著に現れるから、ブラジルのサッカーに最も近いね。スター選手を擁するクラブが最も目立つんだ」
J1からJ3まですべてのカテゴリーで2桁ゴールを決めたレオナルド。今季も中国1部リーグで15ゴールをあげているだけに、本人は「今はここ(中国)で幸せだよ。激しい競争が繰り広げられている中で結果を残しているから、好調を維持することに集中している。目標はリーグ得点王になることだ」
「来月にはAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)が控えている。ACLで良い試合をするための準備をしているよ」と、現状への満足感をあらわにしたという。
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