
元ヴィッセル神戸所属選手のDF小林友希は、セルティックで出場機会を失っている。今季スコットランド1部開幕から2試合つづけてベンチ外となる中、ここにきてJリーグ復帰の噂が飛び交っているようだ。
小林は昨年11月に神戸からセルティックへ完全移籍も、アンジェ・ポステコグルー前監督のもと昨季は公式戦7試合の出場にとどまっていた。そしてブレンダン・ロジャーズ新監督のもとで臨んだ先月下旬の横浜F・マリノス戦では前半から失点に絡み、後半途中に負傷退場。今月5日のスコットランド1部リーグ開幕節ロス・カウンティ戦につづき、13日の第2節アバディーン戦でもメンバー外だった。
セルティックのセンターバック陣では、DFキャメロン・カーター=ヴィッカースが復帰したほか、新加入選手のDFマイク・ナブロツキが2試合連続スタメン出場。主力選手のDFカール・スターフェルトが退団間近であるが、スウェーデン1部IFエルフスボリ所属DFグスタフ・ヨハン・ラガービエルケを獲得する可能性が報じられている。
そんな中、セルティックの専門サイト『セルティック・クイックニュース』は「ラガービエルケはセルティックへ向かう途中だ。20日のスコティッシュリーグカップ2回戦出場にむけて、今週にも加入する可能性がある」と報じている。
また小林については、スコティッシュリーグカップ2回戦で出場しない可能性を伝えた上で「セルティックの元チームメイトであるアビスパ福岡所属MF井手口陽介とともに、今年末までのレンタル移籍でJリーグに復帰する可能性があるという噂も飛び交っている」としている。
一方で、セルティックの専門サイト『セルティックスター』は小林の構想外という判断は時期尚早だと主張。
「最も賢明なアイデアは、スコットランド1部他クラブへのレンタル移籍だ。スコットランドでのプレーは彼にとって大きな利益となるだろう。ブレンダン・ロジャース監督も、よりフィジカル面での要求レベルが高いスコットランドリーグで小林が自分のサッカーをプレーするのに適しているかどうか判断することができる」
「小林はセルティックと5年契約を結んでいる。現時点で彼の獲得に興味を示すクラブが存在する可能性は低いため、解決策を探すのに時間を要するだろう。単にレンタル移籍で日本へ送り返されるだけでは何も伝わらないので、Jリーグ復帰の場合は完全移籍となるのが理想だ。ただスコットランド他クラブへのレンタル契約は、日本へ送り返すよりも有益だ」と綴っている。
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