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セルティック古橋亨梧はプレミアで通用するか?英2部レスター移籍説浮上も

古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、今季も絶対的ストライカーとして活躍。すでに同クラブと契約延長しているが、現地ではイングランド移籍の可能性を推奨する声が依然として上がっている。

 古橋は昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督のもとで30ゴール以上をマークするなど、主力選手としてリーグ連覇に大きく貢献。ポステコグルーがトッテナム・ホットスパーの監督に就任したこともあり、ステップアップ移籍が噂されていたが、先月4日にセルティックと契約延長で合意。ブレンダン・ロジャーズ新監督のもとでも開幕から2試合つづけてスタメン出場し、ゴールを決めている。

 今夏残留が濃厚とみられる古橋ではあるが、かつてセルティックのライバルクラブであるレンジャーズでプレーしていたチャーリー・アダム氏は、同選手に移籍の可能性があると主張。『ギャンブリング・ゾーン』のインタビューで、以下のようなコメントを残したという。

 「プレミアリーグのクラブが古橋と契約したければ、大金を支払わなければならないだろう。彼はプレミアリーグでも適応できるほど賢い選手だ」

 「どのクラブが彼に関心を寄せているのか私には分からないが、レスターにとってはジェイミー・ヴァーディの後釜となり得る存在。ウルバーハンプトンのようなクラブにとっても良い選手だ」

 元日本代表FW岡崎慎司の古巣であるレスター・シティは、昨季プレミアリーグで18位に終わり2部へ降格。英2部リーグで今季開幕から2戦2勝と好スタートを切る中、前線ではFWジェイミー・ヴァーディやFWケレチ・イヘアナチョが先発出場している。

 一方、ウルバーハンプトンは昨季のプレミアリーグを13位でフィニッシュ。今夏の移籍期間ではMF川辺駿ら複数選手を放出した一方、選手獲得は進まず。今季プレミアリーグ開幕直前にフレン・ロペテギ監督が辞任している。