ヴィッセル神戸所属FW武藤嘉紀が、今月13日にX(旧ツイッター)を更新。スポーツ動画配信サービス『DAZN』に謝罪するとともに、明治安田生命J1リーグ第23節・川崎フロンターレ戦のプレーに対するネット上での批判や異論に反応した背景や当時の心理状態を説明した。
川崎戦でスタメン出場した武藤は、DF大南拓磨と1対1の場面をはじめ2度にわたりペナルティエリアで倒されるもノーファウル。ネット上で判定の妥当性を巡り様々な意見が沸き起こったほか、「武藤はファウルをもらいにいった」などと同選手に対する否定的なコメントもある。
それだけに本人は13日3時ごろにXで「これはファールか否かを言及したいわけではありません」と切り出すと、ノーファウルと判定された場面におけるDAZN中継の動画をアップ。
「武藤くんのはファールをもらいにいってるように見えるからとれない!って。。。それは厳しいよ。一応VARもあるのだし。一生懸命プレーしてる選手に対していう言葉なのかな? けど転び方が下手なら、僕の責任なのかな」と不満をあらわにすると、一部SNSユーザーから「DAZNコンテンツのSNSアップロードが著作権法に触れる」という主旨の指摘を受けていた。
これを受けて、同選手は13日8時30分ごろに「Daznの映像をSNSで使ってはだめなの今知りました。Daznさん申し訳ございません」と謝罪。「皆さんも、いろんなご意見ありがとうございました!」とファン・サポーターに感謝の思いを伝えたほか、「僕は、もやもやして寝れず、正常な判断ができない中、投稿してしまったことを反省します」と動画投稿時の状況を説明した上で、当該ツイートを削除している。
勝利というチームの結果とは裏腹に、自分自身の納得できない場面に遭遇した武藤。サポーターからの期待を背負っているだけに、同選手のツイートには「応援しているよ!」「次の試合でゴール決めよう!」といった励ましのメッセージが数多く寄せられている。
コメントランキング