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ムアントンから浦和へ期限付き移籍。タイ代表エカニットが広島戦後に合流か

エカニット・パンヤ 写真:Getty Images

 浦和レッズは先月、タイ1部ムアントン・ユナイテッドからタイ代表MFエカニット・パンヤを期限付き移籍により獲得。今月13日に明治安田生命J1リーグ第23節・サンフレッチェ広島戦を控える中、来週にもチームに合流する可能性があるようだ。

 エカニットは今年5月、ムアントン所属MFウィーラテップ・ポンパーン、MFジャルンサック・ウォンコーンとともに浦和の練習に参加。タイメディア『Bebangpakong』が6月に「買い取りオプション付きでの半年レンタルでクラブ間合意」と報じると、浦和は先月24日にエカニット獲得を公式発表していた。

 本人は公式発表後もムアントンの練習に参加していたが、『Buaksib』をはじめ複数のタイメディアの報道によると、今月12日夜にタイのスワンナプーム国際空港を出発する便に搭乗予定とのこと。翌日に来日し、来週にも新天地でのトレーニングを開始するものとみられる。

 エカニットは左ウイングやインサイドハーフなど複数ポジションを任せられる中、2022/23シーズンのタイ1部リーグ戦で27試合に出場して3ゴール3アシストをマーク。昨年12月から今年1月にかけて行われた東南アジアサッカー選手権大会で全試合出場と、タイ代表でも実績を積み重ねている。

 なお浦和の攻撃陣では、エカニットの他に元日本代表MF中島翔哉やMF安部裕葵が加入。MFダヴィド・モーベルグがギリシャ1部アリス・テッサロニキへ期限付き移籍している。また以前から浦和移籍が噂されていたMFジョアン・アマラウは、ポーランド1部レフ・ポズナンからトルコ2部コジャエリスポルへ移籍している。