明治安田生命J2リーグ栃木SCは今月4日、かつて松本山雅、サンフレッチェ広島、ガンバ大阪でプレーしていたブラジル人FWレアンドロ・ペレイラの獲得を公式発表。同選手は前所属クラブのイラン1部ペルセポリスとの間に給与未払い問題を抱えていると、海外で報じられている。
ペレイラは2022シーズン限りでG大阪を退団し、今年1月にペルセポリスへ加入。同クラブがリーグ戦と国内カップ戦の2冠を達成した傍ら、リーグ戦9試合の出場で1ゴールと不発。2024年6月まで残っていた契約を解除することで、先月14日にペルセポリスと合意していた。
イランメディア『Sahebkhabar』の報道によると、ペレイラとペルセポリスは年俸60万ドル(約8500万円)という条件のもと契約を結んでいたが、契約解除時に少なくとも10万ドル(約1400万円)の未払い金が発生しているとのこと。
一方でイランメディア『Khabarvarzeshi』は、未払い金の有無には触れなかった一方で「ペレイラはペルセポリスとの契約解除により、2023/24シーズンの年俸受け取りを放棄した」と伝えている。
またペレイラのインスタグラム投稿には、イラン人とみられるSNSユーザーが英語で「ペルセポリスに給与全額支払いを要求せず、年俸の半分しか受け取らなかったことに感謝しているよ」とメッセージを寄せている。
G大阪退団から1年も経たずにJリーグの舞台に戻ってきたペレイラ。イラン国内でペルセポリスとの契約に関する情報が錯綜しているとはいえ、金銭面で何らかの問題を抱えていた可能性が考えられる。
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