ブンデスリーガ(ドイツ1部)SCフライブルク日本代表MF堂安律が、さらなる成長を約束。現地メディアのインタビューで今季の目標を語ったが、自身の抱える問題点を指摘されている。
同選手は昨年7月、オランダ1部PSVアイントホーフェンからフライブルクへ完全移籍すると、加入1年目から主力選手として活躍。昨季のブンデスリーガほぼ全試合出場で5ゴール4アシストと結果を残した。また昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会では、ドイツ代表やスペイン代表から同点ゴールを奪取。今年6月のキリンチャレンジカップでは「10」番を背負うなど、今や森保ジャパンに欠かせない戦力だ。
そんな堂安はフライブルクのプレシーズントレーニングに参加する中、ドイツ誌『キッカー』のインタビューに対応。「今までのキャリアの中で最高のシーズンだったんですけど、もっとやれますし、もっとたくさんゴールを決めたいですね」と今季への意気込みを語ると、「ペナルティエリアでたくさんチャンスを作りましたが、決定力を高める必要がありますね」と改善点も明かしている。
ただ一方で『キッカー』は、「堂安は(フライブルクの環境に)適応する上で問題はない。ただ、ドイツ語の習得にはまだ苦労しており、特に話すことが難しいと感じている」と、言語面の問題点を指摘。それでも「今ではピッチ上のほぼすべてのことを理解できるようになった」と、同選手へのフォローも忘れなかった。
フライブルクは今月13日にDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)1回戦を控えているほか、19日のブンデスリーガ開幕戦ではホッフェンハイムと対戦する。アルミニア・ビーレフェルト在籍時以来となるブンデスリーガ復帰初年度で飛躍を遂げた堂安の活躍に期待がかかる。
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