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川崎フロンターレは今月2日の天皇杯4回戦で、高知ユナイテッドSCに1-0と勝利。ガンバ大阪、横浜FCを下したJFL(日本フットボールリーグ)所属クラブにジャイアントキリングを許さなかったが、自陣ペナルティエリアでのハンド疑惑が話題を呼んでいる。
問題視されているのは、後半31分のシーン。高知はFW東家聡樹がドリブルで相手ゴールに迫ると、MF橘田健人を振り切ろうと縦に突破。そのままペナルティエリアに侵入し、ファーサイドに走り込んでいた味方選手をめがけて左足からパスを出す。
しかしこのパスは、DF高井幸大がカット。同選手は胸トラップでボールをコントロールしようとしたところ、ボールは右腕に当たった後左腕を直撃。しかし主審の笛は吹かれず、高井はすぐにゴールライン手前から右足で味方選手にパスを送った。
このシーンは、ツイッター(現X)上で話題に。「ハンドじゃないの?」といった指摘が相次いでいるほか、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)が導入されていなかったことを嘆くSNSユーザーも。高知SCの下剋上を期待していたファンからは「ハンド取っていたら、結果が変わったかもしれない」という声も上がっている。
なお天皇杯でのVAR判定については、昨年の第102回大会で準々決勝以降から導入されている。高知SCとしては、幻のPKに泣かされた格好だ。
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