日本代表MF鎌田大地は今年6月、ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトを契約満了により退団。セリエA(イタリア1部)ミラン移籍が破談に終わる中、GKダビド・デ・ヘアやDFセルヒオ・ラモスなどフリーで獲得可能なスター選手とともに注目を浴びている。
鎌田は当初ミラン移籍が確実とみられていたが、同クラブはパオロ・マルディーニ氏をはじめ鎌田を高く評価していた幹部を一斉解任。トップ下の新戦力としてチェルシーからMFクリスチャン・プリシッチを獲得したほか、EU圏外選手枠でナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼも確保。鎌田獲得の可能性は消滅している。
またイタリア国内メディアの報道によると、インテルやローマも鎌田の獲得に興味を示していない模様。ラツィオも年俸500万ユーロ(約7億8000万円)や代理人への手数料を要求されたことを理由に、鎌田の獲得交渉を打ち切ったという。
そんな中、英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版は29日に「フリーエージェントのベストイレブン」を紹介。鎌田、デ・ヘア、セルヒオ・ラモスの他に、MFロス・バークリーやMFアレックス・オックスレイド=チェンバレンらも名を連ねている。
またスペインメディア『Fichajes』は、鎌田の市場価値が2700万ユーロ(約42億円)とフリートランスファーの中で最も高いことを紹介。記事内では「インテル、ミラン、アトレティコ・マドリードへの移籍が噂されていた日本人選手は、アイントラハト・フランクフルトとの契約更新をしないことを決めた」と綴られている。
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