明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスは、ブラジル人MFマルコス・ジュニオールに退団の可能性が報じられている。そんな中、カタール1部アル・ドゥハイルSCで元柏レイソル所属選手のFWマイケル・オルンガとチームメイトだった韓国代表MFナム・テヒが、横浜FMへ加入するようだ。
現在32歳ナム・テヒは、2015年のAFCアジアカップ出場歴を持つ攻撃的MF。2012年にヴァランシエンヌFCからレフウィア(現アル・ドゥハイル)へ移籍した後、10年以上にわたりカタール国内でプレー。2022/23シーズンはリーグ戦22試合中17試合の先発出場で6ゴール4アシストをマーク。オルンガとともに主力選手としてリーグ優勝に大きく貢献していた。
ナム・テヒの去就について、カタールメディア『スタッド・ドーハ』は今月7日に「日本、韓国、UAE国内クラブからのオファーが届いている」と伝えていた。
すると韓国メディア『フットボリスト』は27日、韓国サッカー関係者の話として「ナム・テヒは中東を去る。横浜FM移籍に迫っている」と報道。同選手は2022/23シーズンにアル・ドゥハイルと契約延長することなく、フリーの身に。韓国移籍も視野に入れたが、高額年俸の要求により実現しなかったという。
一方、ブラジルメディア『グローボ』は27日に「マルコスは日本で5年間過ごした後、来年に日本を離れる。契約更新の合意はなく、契約満了となる来年1月に横浜FMを退団する予定だ」と報道。UAE1部アル・バタエフからオファーが届いているほか、ブラジル復帰の可能性もあるという。
ナム・テヒが加わるとなれば、外国人選手が6名にまで膨れ上がる横浜FM。J1連覇を目指す中、一部選手の入れ替えを行うか注目が集まる。
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