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セルティック古橋亨梧に不安「肩の手術必要」前田大然とレギュラー争いも…

古橋亨梧 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、横浜F・マリノス戦とガンバ大阪戦でいずれも途中出場。ブレンダン・ロジャーズ新監督は同選手が肩に不安を抱えていることを明かしたが、現地では手術の必要性を訴える声が上がっている。

 古橋は昨季の公式戦で30ゴール以上をマーク。セルティックの絶対的ストライカーとして活躍したが、日本ツアーではノーゴールと結果を残せていない。またロジャーズ新監督が日本代表FW前田大然をセンターフォワードとして起用していたことから、現地メディアは「古橋のレギュラーは確約されていない」との見方を示している。

 そんな中、セルティックのライバルクラブであるレンジャーズOBのアラン・ハットン氏は、古橋のコンディションについて自身の見解を披露。英メディア『フットボール・インサイダー』のインタビューで、以下のようなコメントを残した。

 「彼はしばらく前からこうした問題を抱えている。私個人の意見ではあるが、昨シーズンの最後の試合が終わってすぐにそのような状況に陥っていたら、すぐに手術していただろう。待てば待つほどコンディションは悪化して、離脱期間が長くなる可能性があると思う」

 なお古橋は昨年9月3日のレンジャーズ戦で左肩を痛めると、キックオフからわずか5分で途中交代。ただ中2日で迎えたUEFAチャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦で途中出場。アンジェ・ポステコグルー前監督も軽傷であることを強調していた。

 セルティックはこの後、練習試合でウルバーハンプトン・ワンダラーズやアスレティック・ビルバオと対戦予定。来月5日にはスコットランド1部リーグが開幕するだけに、古橋の状態が気がかりだ。