元ヴィッセル神戸所属選手のDF小林友希は、FW古橋亨梧らとともにスコットランド1部セルティックでプレー。しかし横浜F・マリノス戦での大量失点もあり、現地では今夏移籍の可能性が報じられている。
小林は昨年11月に神戸からセルティックへ完全移籍。しかしアンジェ・ポステコグルー前監督のもと2022/23シーズンの公式戦で7試合の出場に終わると、ブレンダン・ロジャーズ監督のもとで臨んだ横浜FM戦では前半から失点に絡み、後半途中に負傷退場。22日開催のガンバ大阪戦ではベンチ外だった。
セルティックのセンターバック陣では、主力選手であるDFキャメロン・カーター=ヴィッカースが負傷離脱中。DFカール・スターフェルトがコンスタントにプレーする中、DFスティーブン・ウェルシュにはセリエA(イタリア1部)移籍の可能性が取りざたされている。
そんな中、セルティックは26日にポーランド1部レギア・ワルシャワ所属DFマイク・ナブロツキの獲得を公式発表。セルティックの専門サイト『セルティックスター』は同クラブのセンターバック事情を説明するとともに、小林に対して以下のように厳しい評価を与えている。
「小林は昨季後半戦で出場機会を与えられたものの、好印象を残せなかった。セルティックのユニフォームを着て優位に立てるほどの攻撃性とフィジカル能力が欠けている。今季彼が成長するためには、レンタル移籍が最適かもしれない」
ロジャーズ新監督の前でアピール失敗に終わった小林。新戦力獲得により厳しい立場に追い込まれているだけに、負傷箇所の回復次第ではセルティックを離れることになりそうだ。
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